古民家はZENに通ず

街中で時間と戦っている日々では、小雨までうっとおしく憂鬱。
ところが変わるだけで、雨の季節も恋しく思えるから不思議。

梅雨にしか味わえない美しさに出逢えばたちまち、
春夏秋冬、梅雨、秋雨、六季が巡る日本は恵まれているなぁ
なんて心変わりする僕。

「紫陽花や 昨日の誠、今日の嘘」。
アジサイの色のように、人の心は移ろいやすいとか
正岡子規に見透かされる、僕の心はなんとも現金な野郎です。

「迷いの窓」は人間が誕生し一生を終えるまで、
「悟りの窓」は絶え間なく移り逝く自然。
源光庵の2つの窓は、有限と無限の時間を表してるといわれます。

古民家というお仕事で、同じような気になれるときがある。
つかのまの雨と世代を超えてきた古民家、思えば梅雨の季節もそう、
古民家はZEN(禅)に通じているのかもしれませんね。

とても快適な暮らし・とても楽しい人生を地域密着で…

 

 

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