古民家の安全・安心を未来へ

住教育でもお伝えしてます住宅の『質の向上』。
毎日のように見聞きするようになってしまった「空き家」という言葉。
もうご存知の通り、住宅の「量は充足」していることを意味しています。

ここからちょっとばかり難しいおハナシにもなりますが、
これから家を買う側・売る側、どちらも知っておいて損はない知識です。

国土交通省が「既存住宅インスペクション・ガイドライン」を策定してますが、
インスペクションで診断すべきは【基礎・構造躯体・雨漏り・蟻害】といった項目。
「どうしてその部分?」と疑問を抱いていただけるなら話も早い。
これこそが住宅の「質の向上」。建物の「長持ち」を左右してくる部分だというわけ。

弊社も【古民家インスペクション】を実施している事業者です。
このところ買う側の消費者からの依頼がものすごく増えていることに驚いています。

上の写真は床下の調査の様子。モーグルという名のロボットが映っていますね。
これが床下の様子をカメラで撮影し、モニターでダイレクトに見せてくれる優れもの。
実際の現場では、人が入り込めないほど狭い床下も多いですから。

そしてこちらは先日、診断へと向かった先・・・
地面から床までの距離28センチ、ロボット様様の低さでした。
画像から木が湿っているのも良く分かりますね。
一面でキラキラ光っているのはヤニではなく水滴。

内装やキッチンなどどんなに綺麗にリフォームされていても、
床下や構造躯体がこの状況では「長持ち」は見込めません。
中古住宅の場合、現状を見て購入されることも多いはず・・・
建物のコンデションを知って購入することが後の安全につながる一例。

集まっているのは古民家鑑定士、古民家床下診断士、伝統耐震診断士。
古民家の安全・安心を守り未来へとつなぎます。

とても快適な暮らし・とても楽しい人生を地域密着で…

 

 

 

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