古民家の活用を考える2

車がやっと通れるような狭い道に、道路いっぱいまで張り出す軒や出格子。
訪れる者にイケズしているような電柱や、一歩を躊躇させられるような薄暗い露地。
連なる格子は、中から誰かに監視されているような気にもさせられる。

生まれ育った西陣という町を、陰気臭く、イケズな町と決めつけた時期もあったが、
「いい所ですね」なんて褒められれば誰だって悪い気はしない。
「西陣で泊まりたい」と言われれば、取るものも手につかない。

間口が狭い”鰻の寝床”が連続する町並みに、ひと町内に必ずある広い間口の家。
大概は織物を営んでいた大型の商家。
シンボル的建物がある日忽然と消え、驚いた経験は誰にでもあるはず。

ある日を境にマンションや規格住宅が町内のシンボルに取って代わる。
そんな光景に幾度か遭遇し、「またか」なんて慣れっ子になっていないだろうか

「古民家ツーリズム」お勉強会の二日目は、
ロングステイ財団さんと、JTBさんによる、全国の成功例、失敗例を学んだ。
古民家活用のあるべき姿を間違えてはいけない。
インバウンドの幸不幸は全国津々浦々。
KOMINKAは地域の宝、まちづくりは人。

とても快適な暮らし・とても楽しい人生を地域密着で…

京都・北野に約220年の間、奥ゆかしく佇む京町家。
京都の「ひび」の生活を触れていただく宿
ひび北野】京都市上京区末広町14-1

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